成年後見人のこと①

 老人ホーム紹介センター東海の小川です。男性の平均年齢は80歳 でも周りには80歳を超えた人が大勢います。別の統計数字を見てみますと、2010年時点での65歳の平均余命は18.9年(つまり83.9歳)内自立生活期間(要介護2未満)17.2年です。となりますと健康寿命は82.2歳となっています。この数字なら実感があります。高齢になりますと怖いのは認知症とがん、将来夫婦の内どちらかが認知症orがん片方は介護になるっていう可能性は想像つきます。でも認知症もがんもある程度予防できますし、早期発見すればよく、悲観することはないのです。なんとなくですが、規則正しい生活リズム、バランスがそこそこ取れた食事、社会との関わりを保つ(遊び・地域活動・趣味・ボランティア等)こと、適度に体を動かすこと、心穏やかすること(寛容になること、感謝すること)で予防できるのではないかと思っています。

 しかしちょっとしたことの判断ができなくなったり、同じことを何度も言ったり、置き忘れが頻繁になったり(車のカギを冷蔵庫に置き忘れたり)服がうまく着れない(TPOのずれ)など問題が現れた場合一人で悩まずに、地域の民生・児童委員、包括支援センターに相談したりして社会福祉協議会による日常生活自立支援事業(見守り契約)が利用できます。その内容は、福祉サービスの利用や書類上の手続きの援助や預貯金の振り込みや支払い、解約などを行ってくれます。また、日常生活に必要な金銭管理の手助けも援助内容に含まれます。さらに、苦情解決に関する支援を行ったり、対象者の生活に対する見守りをしたりするために、定期的に訪問を行いながら、対象者の生活の変化を把握する手助けをしてくれます。

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