少子・高齢社会の中の福祉 ②

老人ホーム紹介センター東海の小川です。

 昨日の続きになります。・・・・以前テレビ番組で「ユマニチュード」とよばれる新しい認知ケア技術が紹介されました。フランスで生まれたこの新し技術は「見る」「話す」「触れる」「立つ」の4つの柱と150以上の技法で構成されています。実践できそうな内容は 「見る」 認知症の方は、視野が狭くなっている方も多いのです。その場合、正面からゆっくりと近づいて、相手の方と視線をあわせてから話掛けることが大切です。「話す」 認知症の方は物事を忘れやすい特徴がありますので、ケアを行うに際し、その内容を実況中継するかのように話掛けることで相手の方が理解して安心されます。「触れる」 手のひらで本人の背中に触れたり、手を優しく包み込むようにするとご本人安心されるようです。「立つ」 自らの足で立つことにより、二本足走行で人間として自覚し、生活する意欲を引き出します。これらを組み合わせることで意思疎通が少しでも改善できるようです。老人ホーム入居希望者の中に、同じことを繰り返し話される。会話の内容に少しずれが起きる。一度決定したこと翌日簡単にひっくり返される等、やや認知症状がみられる方がみえます。その際私としてはいらつく場面もありますが、ぐっと感情を抑えて、相手のプライドを傷つけないよう目をみて、ゆっくりやさしく話合うことが重要と納得しています。

 老人ホームへの入居をご検討の方は、老人人ホーム紹介センター東海 012-929-406 にお問い合わせください。利用料金・地域等ご要望に沿った施設情報の提供、見学案内等をいたします。その際の費用はもちろん無料です。

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