少子・高齢社会の中の福祉

老人ホーム紹介センター東海の小川です。

 海外の紛争地域にある難民キャンプで暮らす子供たちの様子がテレビで報道されることがあります。幼児期から大人の愛情ある眼差しや、ふれあいを充分に受けてこなかった子供たちは、言葉がけにも反応せず、また視線を合わせることことすらできないそうです。つまり、人間にはやさしい眼差し、優しい言葉、やさしいふれあいが必要なのです。そうして初めて「人として認められている」と意識することができ、それにより喜怒哀楽の感情が獲得できるなだそうです。 これまで普通に人生を過ごしてきた高齢者が認知症になる場合も同じことが言えるように思います。認知症になった途端に、周囲のひとから無視されれたり、厳しく叱責されたり、納得しないままむりやり手を引っ張られてトイレに連れていかれるような扱いを受けると、自尊心をとても傷つけられるのです。「人として扱われない」ことによって、時に自己防衛本能が働き、「暴言・暴力」などの認知症特有の症状が現れることがあります。また現実逃避をして内的世界に閉じこもってしまい、他者と意思疎通が困難に陥ることもあります。以前テレビ番組で「ユマニチュード」とよばれる新しい認知ケア技術が紹介されました。フランスで生まれたこの新し技術は「見る」「話す」「触れる」「立つ」の4つの柱と150以上の技法で構成されています。実践できそうな内容は・・・・・・・・・・。

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