老人ホーム紹介センター東海の小川です。外国人技能実習生の受け入れ先への監督を強化する技能実習制度適正化法案と、外国人の在留資格に「介護」を新設する出入国管理及び難民認定法(入管法)の改正案が参院法務委員会で可決され、来年施行される。今後の人手不足が深刻な介護分野において国際貢献の名のもと外国人技能実習生の受け入れ分野が拡大された。 法改正では現在問題になっている外国人技能実習生を安い労働力として過酷労働をかす、賃金未払い等人権侵害、法令違反などにたいする罰則がもうけられる。また優秀な受け入れ先に限って、最長3年だった実習期間を5年まで延長できる。 入管法の改正で「留学」の在留資格で来日した生徒が、国内の専門学校などで学び、介護福祉士の国家資格を取った場合、「介護」の在留資格に切り替えたうえで介護現場で働けるようになる。どこの介護現場でも人手不足状態で、その分現在働いている人に多くの負担がかかり、離職の要因になっている。これですこしでも解消されるとよいのですが、介護現場は介護される人、介護職員間のコミュニケーションが重要なので外国実習生にとっては日本語習得がかなりハードです。
下の写真は昨年訪れた ヤンゴン市内の介護職員実習生日本語学校、皆さん明るく一生懸命に学んでいる姿が印象的でした。