シニア時期の時間の使い方③・・・・老人ホーム紹介センター東海、岐阜市・一宮市・名古屋市など中心に紹介しております。

老人ホーム紹介センター東海の小川です。

 「作陶展 (一宮市浅野字駒寄12-2のギャラリー葵にて10時から5時まで開催) 今日で5日目です。

今回の出展の瑠璃(コバルトの発色)釉薬のことを簡単に説明させていただきます。

 釉薬 はうわぐすりとも呼ばれています。 陶磁器の表面を覆っているガラス質の部分でです。掛けるタイミングは成形し素焼き(800度で水分等を飛ばす)後に表面にかけます。今回作品の多くは瑠釉薬です。この釉薬は{ 炭酸バリウム、カオリ土、長石、酸化コバルト }の粉末材料を水に溶かし撹拌して、素焼きの終わった作品にかけた後、約1250度で酸化焼成します。酸化コバルトが瑠璃色の発色のもとになります。酸化こばるとは釉薬全体の5/100程度含まれています。瑠璃色は藍いろとして古くから日本人の好みの色合いの一つです。この酸化コバルトを使ったやきものの代表は染付と呼ばれてご飯茶碗・酒とっくり・コーヒーカップ等身近な磁器物の代表でもあります。

20160712095851(2)

 「花器} 鉄分の土の粘土に瑠璃釉薬を掛けたもの

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この花器上記のものより鉄分の少ない粘土に瑠璃釉を

掛け焼成、再度白マット釉薬を掛け2度焼成したもの

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「花器」 たたら成形したもの

 

 
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